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恥(ノーベルニュース第355号 教室長コラムより)

 『恥』~自分の成長のカギとなる気持ち~

 昔アンパンマンミュージアムに行ったときに作者のやなせたかしさんの「三かく主義(絵を描く、詩を書く、恥をかく)」を知り感銘を受けました。恥との向き合い方の大切さを感じた瞬間でした。

 恥は場合によっては行動をためらわせる気持ちですが、向き合い方によっては自分の成長のチャンスともなります。恥を感じたとき、周囲の目を気にしすぎているのか、それとも本当に改善が必要な行動だったのかと、その原因を冷静に見つけることが大切です。そして、恥を恐れて挑戦を避けるのではなく、学びの機会と考えて、次に活かす姿勢を持つことが大事です。人生経験が長くなれば「恥」をかいたことを笑い話のネタにすることもできますが、なかなかそうはできないものです。私はかいた恥は授業内で積極的に公開し、その笑いを共有したいと思う派です。伝えずにはいられないので、ちょっと変わり者かもしれません。

 過度な恥は自己否定につながりますが、適度な恥は人格を磨く教訓となります。恥をただ隠すのではなく、受け止め、乗り越えて、より豊かな人間関係と成長を築くことにつなげてほしいと思います。

わからないことは・・・(ノーベルニュース第354号 教室長コラムより)

 新学期が始まり、新たな学年での授業がスタートしました。「ついていけるかな」「大丈夫かな」などいろいろ心配になる面もあるでしょう。そもそも授業をしっかり聞いてその場で100%理解できる人はそんなにいません。大事なことは100%に近づけるために努力することです。予習・復習などいろいろ方法はあるでしょう。

 もう1つお伝えしたいことは「わからないことは恥ではない」ということです。これまで“わからないと思われたくない”とかくしたりごまかしたりする生徒を何人も見てきました。勉強ってそもそも知らないことを学ぶもので、わからなくて当然です。自分で努力しても限界があるので、みなさんは塾に来ているのだと思っています。塾はわかるようになるためなので、遠慮なくわからないところを見せてください。わからないと伝えることは大事です。そしていっしょにがんばって“わかる”と“できる”を増やし、喜びをシェアしていきましょう。

刺さった一言(ノーベルニュース第353号 教室長コラムより)

下の写真は、15年前に中1から通ってくれた生徒が、中学部を卒業する最後の日にホワイトボードに書き残してくれたメッセージです。

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何気ないメッセージですが、年々この言葉が心に刺さるようになりました。そして、つい先日、また心に刺さる一言がありました。

 先月、教室の入口にある小さな観葉植物を新しくしました。それを見たある小6の女の子が冗談半分で「(私と同じ名前の)さとし」と名付けました。そして、他の小6の何人かの女の子が

「さとし、バイバイ」「さとし、がんばれよ」

などしばらく話かけていました。その中で、この春県外への引っ越しのために卒業する女の子がさりげなく言った言葉が一番心に刺さりました。

「さとし、長生きしろよ。」

もっと頑張ろうと思います。

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