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今日の努力はだれかの力になる(ノーベルニュース第371号 教室長コラムより)

 「情けは人のためならず」という言葉の意味を知っていますか?、「その人のためにならないから親切にしない方がいい」という意味に誤解されがちです。でも本来の意味はとてもあたたかく、「だれかに親切にすると、そのやさしさがめぐりめぐって自分にも返ってくる」ということです。 もし、友だちが困っているときにあなたがそっと助けてあげると、その友だちはうれしい気持ちになり、今度は別の誰かにやさしくしたくなるかもしれません。こうして、やさしさは次の人へ受け継がれていくのです。このような思いやりが世の中に渡っていくことを「恩送り」といいます。

 この恩送りの考え方は、みんなが今頑張っている勉強や練習にもつながっています。日々の積み重ねはすぐに結果が出ないこともあるでしょう。とはいえ、自分が身につけた知識や経験が、いつかまわりの人を励ましたり支えたりするかもしれません。今日の努力は未来の誰かを助ける力になるのです。

 やさしさも努力も、ゆっくりと広がっていくおくり物です。 今日の小さな一歩が、未来の誰かの笑顔につながる。だからこそ、みんなの頑張りは必ず誰かの力になり、きっと自分自身の未来も明るくしてくれるはずです。これからもあきらめず、いっしょに少しずつ前へ進んでいきましょう。

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