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2026年04月の記事は以下のとおりです。

別れを飾らない理由(ノーベルニュース第366号 教室長コラムより)

 入試が終わり、今年も何人かの生徒を卒業生として見送りました。最後の授業や別れの場面でも、私は特別なことはしません。最後だからといって、必要以上のメッセージやアドバイスを伝えることもありません。いつもの授業を終えて見送るのとなんら変わらない、普段通りの別れです。 卒業生から見ればあまりにも普通すぎて、「えっ」と思う人もいるかもしれません。けれど、私はその“普通さ”にこそ意味があると思っています。別れを強く演出してしまうと、次に顔を合わせるときに気恥ずかしさが生まれますし、卒業生にとっても「しっかり別れを言ったのに、またすぐ戻るのはどうなんだろう」と感じさせてしまうかもしれません。 だからこそ、いつも通りの別れであれば、再会もいつも通りにできるのではないかと考えています。

 卒業したから終わりではなく、“ふと思い出したときに立ち寄れる場所”“再受講のためではなく気軽に近況を伝えに来られる場所”“何気ない話ができる安心できる場所”としての教室でありたいと願っています。 そんな願いを込めて、私は毎年、普段と変わらない見送り方を選んでいます。

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