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愛情(ノーベルニュース第314号 教室長コラムより)

 

 自分の子どもに「勉強を教えて」と言われ、教えているうちについ怒ってしまったという経験はありませんか。子どもから見れば「わからないから聞いているのになんで怒られるんよ」と理不尽に感じているかもしれません。

 私はふだん自分の娘には勉強を教えないようにしています。それは教えているうちに、ついカッとなってしまうからです。何度か泣かしたことがあり、その反省からきています。 「怒る」は自己保身からの感情で、「叱る」は相手本位(相手のため)の行動です。そうとわかっていてもつい怒ってしまうのです。

 先日、ふと「どうして怒ってしまうのだろう」と考えてみました。それは「感情(気持ち)が入ってしまうから」で、「じゃあどうして感情が入るのか」とさらに自問自答を続けると「できるようになってほしいと思うから」そして、それは「わが子を思う愛情の表れ」にたどり着きました。怒るも子どものためにつながっていると気づきました。

 厳しく言われた子どもからすれば、「私のためにここまで言ってくれてありがとう」とはなかなかならないと思いますが、根底に“愛情”を感じると、何らかの気づきが生まれ、次の行動が変わるかもしれません。

 もしこのような場面になったときは「相手のことを思っているんだ」「私のことを思ってくれているんだ」とお互いに“愛情”を意識してみてください。

 ちなみにですが、ノーベルの職員の間では、「愛とは=関心を持つこと」という共通認識の言葉があります。これからも愛情をもって日々接していきます!

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