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0点(ノーベルニュース第330号 教室長コラムより)

 今までのテストの最高点は何点?」と聞かれると100点と答える方は多いのではないでしょうか。では、「人生最低点は…?」と聞かれると答えづらいですし答えたくないですよね。

 私は堂々と言います!人生最低点は「0点」です。高校3年生の模試の数学で0点を取りました。棄権したわけでもなく手を抜いたわけでもありません。理系だったこともあり数学はむしろ得意教科でした。その教科で0点を取ったのです。ショックがなかったといえばウソになりますが、0点でもスッキリした気分でした。それは全力でやった結果だったからです。この結果は油断せずに頑張れよと教えてくれた気がしました。この時から入試に向けてスパートをかけて頑張ったのは事実です。この時の答案と模試の結果は今でも大事に取っています。

 みなさんも高得点がとれる時もあれば、不本意な点数の時もあるでしょう。でも、大切なことはその結果と向き合い次にどうするかです。どのような結果であっても、しっかり受け止め、逃げず言い訳せず堂々とふるまい、次への行動に移してほしいと思います。

自己の選択(ノーベルニュース第329号 教室長コラムより)

 3月9日に公立高校の合格発表があり、無事全員合格しました!西条中央教室では受験生みんなの進路が決まりました。

 私から合格したみんなに伝えたいことは、大事なのは入学してからで、‟これまでの努力の継続が必要”ということです。合格は新しい学校で‟頑張れる資格(学力)がある”という証明でゴールではありません。引き続き頑張りましょう!もし途中でしんどくなったときは、‟合格できたということはこの学校で頑張れると認めてもらえたということ、だからやれば大丈夫。”と言い聞かせてみてください。

 そして、これから受験を迎えるみなさんに考えてほしいこと、それは進学する学校が周りから強いられた上での決断であればどうなるだろうかということです。壁にぶち当たったとき「本当は別のところに行きたかった…」と途中で言い訳して逃げてしまうかもしれませんね。でも、自分で選択した学校なら困難があっても強い気持ちで乗り越えられるはずです。

 ノーベルには、「学校と仕事に上下はない。自己の選択がベストである。」という言葉があります。自分が行きたいと思って選んだ学校は本当に一番です。志望校は自分とそして家族や先生としっかり相談して自分で選択してください。自己の選択がベストです。合格に向けてはしっかりサポートしていきます!

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ポジティブ(ノーベルニュース第328号 教室長コラムより)

 以前の職場で同僚だったKくんの話です。彼は入社前の全職員の前でのスピーチでこんなことを言いました。

 僕は大学生のとき、原付バイクで『止まれ(一時停止)』のところをそのまま通過してしまい、白バイのおまわりさんに呼び止められました。そこで、僕は言ったんです。

「交通ルールではここは止まれかもしれない。でも僕の人生に止まれはないんです。」

この話を聞いたときみんなは爆笑、彼の前向きさに驚かされました。

 ポジティブな感情は、独創的思考を引き起こして創造性を高めたり、柔軟性のある考え方を促したり、色々なことに気づきやすくなる効果があります。ついつい今現在のネガティブなことを考えてしまいがちですが、どうせ考え悩むんであれば、今ではなく遠い先の明るい未来を考えてみてはどうでしょうか。私は自分の気持ち次第で人生は明るく楽しくなると信じています!

 ちなみに、上の話に出てきたKくんですが、おまわりさんにこう返されたそうです。

「じゃあ、キミの人生に罰金5,000円!」

学習の効果(ノーベルニュース第327号 教室長コラムより)

  • 2023/01/11 21:39

以前のパンフレットにも掲載していた内容ですが、学習の効果についてご紹介したいと思います。

 学習の効果を出すには…次の4つの要素が欠かせません。

 ①やる気 …できるようになりたいという達成意欲がある

 ②学習内容…学ぶために必要な内容(授業・教材)がある

 ③学習方法…正しい学習方法を身につけている

 ④学習時間…学習時間が足りている

学習効果 = やる気 × 学習内容 × 学習方法 × 学習時間

 4つの要素のかけ合わせて学習の効果を考えていきます。

 要素にマイナスはありませんが、0だとどうなるでしょうか?

 (0のかけ算を考えてみてください。)

 見方を変えて、2つの要素あるいは3つの要素が2倍になれば、その効果は単なる2倍ではないのが素晴らしいですよね。

 今の現状を変えるには、まずどの要素を増やせばよいのかを考えてみましょう!

合格速報!(ノーベルニュース第326号より)

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成功体験と失敗経験(ノーベルニュース第325号 教室長コラムより)

 自信を持つために必要なことは何か?その答えの1つは成功体験でしょう。「○○ができるようになった」という経験は自信につながります。成功体験は自信には欠かせない要素です。しかし、どんな成功体験でもいいというわけではありません。

 例えば、2ケタ×2ケタのかけ算が苦手な生徒がいたとしましょう。何度やってもなかなかうまくいかない、なんとか自信をつけたい…。そんな気持ちから、ひたすら九九に取り組んで完璧にできるようにする。そして、‟これでかけ算は大丈夫”と信じ、2ケタ×2ケタの計算のテストを受ける…。これでいい結果が得られるでしょうか。答えはNoですよね。自信を持つためにできるところだけをやっても成果は出ないのです。自信と実力をつけるためにまず必要なこと、それは失敗を経験することです。“失敗=ダメ”ではありません。失敗から“弱点を見つけること”“原因(悪いクセ)を確認すること”“解決方法を見出すこと”ができます。探っていくと本当にいろんなことが見えてきます。塾では、間違った問題は原因をいっしょにシェアし、できるようになるまでの過程を確認しています。そうすることで、今の課題が明確になり、目標が達成できるようになると思っています。

 実力をつけるためには、できる問題ばかりをやらず、困難な問題に果敢にチャレンジしていくことが大切です。チャレンジが自分の成長の始まりです。さあ、みなさん、まずはやってみましょう!

間違いやすい計算(ノーベルニュース第324号 教室長コラムより)

 前回、最近よく見る中学2年生の計算間違いを紹介いたしました。今回は、その続きとして、小学生の計算を紹介したいと思います。

〈この計算 合っているかな?〉

 700÷5×2 = 700÷10

                  = 70

 上の計算は合っているでしょうか?この計算の正しい答えは70ではありませんね。パッと見たとき、700÷5と5×2では5×2の方が暗算が簡単なので、ついついそちらを先にやってしまうかもしれません。計算は楽に早くやりたいものです。でもそこで本来のやり方からずれてしまっては意味がありません。かけ算・わり算が並んでいるときは前から順にやっていきましょう。普段から気をつける習慣があるといいですね。暗算・途中の計算式の省略はきちんとできるようになってからが肝心です。

あと1行(ノーベルニュース第323号 教室長コラムより)

  • 2022/09/13 14:57

合っているかな?

y=3x+bにx=2,y=4を代入

-4=3☓2+b

-4=6+b

 b=2

(小学生にはまだ難しいですが、)この問題の解き方で、どこがおかしいかわかりますか?

これは1次関数で直線の式を求める計算過程の一部です。移項で左辺の4の符号をかえて暗算をしたのはいいのですが、右辺のbの符号を変えるのを忘れて間違いになっています。つまり、左辺と右辺の移項を同時に暗算したことによって間違いが生まれました。最近、小学生でも多いのが同時暗算による計算ミスです。2つ以上のことを頭の中で一度にするのでミスが起こりやすくなって当然です。

ではどうしたら防げるのか?

答えは簡単です。あと1行式を書けばいいのです。1行にそこまで手間も時間もかかりません。単純な計算ミスをしたと終わらせず、暗算ミスがないかチェックしてみましょう。あと1行のひと手間で点数がかわってきますよ。

正しくは

y=3x+bにx=2,y=4を代入

-4=3☓2+b

-4=6+b

-b=6-4  ←この1行が大事

 b=-2

素直な気持ちで(ノーベルニュース第322号 教室長コラムより)

 いつも70点のぐらいの国語のテストで95点がとれたとき、どのように声をかけてもらえるとうれしいですか。

     「国語はがんばったね」

     「国語もがんばったね」

     「特に国語がんばったね」

 人によって感じ方は様々ですが、年齢が上がってくるとついつい言葉の裏を考えてしまって“いやみ”を言われたと勝手にネガティブになることもしばしばです。そんな言葉の裏側ばかりを考えず素直にほめてもらえたと受け取ることができれば一番幸せではないでしょうか。そしてその後に「がんばっていた成果が出て(私は)うれしいよ」などIメッセージが添えられると次への活力につながるかもしれません。

 私はお互い素直なストレートな気持ちで会話し合う関係を築くことを目標にがんばっていきたいと思っています。       

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