自分の子どもに「勉強を教えて」と言われ、教えているうちについ怒ってしまったという経験はありませんか。子どもから見れば「わからないから聞いているのになんで怒られるんよ」と理不尽に感じているかもしれません。
私はふだん自分の娘には勉強を教えないようにしています。それは教えているうちに、ついカッとなってしまうからです。何度か泣かしたことがあり、その反省からきています。 「怒る」は自己保身からの感情で、「叱る」は相手本位(相手のため)の行動です。そうとわかっていてもつい怒ってしまうのです。
先日、ふと「どうして怒ってしまうのだろう」と考えてみました。それは「感情(気持ち)が入ってしまうから」で、「じゃあどうして感情が入るのか」とさらに自問自答を続けると「できるようになってほしいと思うから」そして、それは「わが子を思う愛情の表れ」にたどり着きました。怒るも子どものためにつながっていると気づきました。
厳しく言われた子どもからすれば、「私のためにここまで言ってくれてありがとう」とはなかなかならないと思いますが、根底に“愛情”を感じると、何らかの気づきが生まれ、次の行動が変わるかもしれません。
もしこのような場面になったときは「相手のことを思っているんだ」「私のことを思ってくれているんだ」とお互いに“愛情”を意識してみてください。
ちなみにですが、ノーベルの職員の間では、「愛とは=関心を持つこと」という共通認識の言葉があります。これからも愛情をもって日々接していきます!