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『心にスイッチを』 (NOBEL NEWS 353号)

『心にスイッチを』 東井義雄

どこがダメだというんだ
どこがつまらないというのか

つまらないのは
このすばらしい君のすばらしさに気づかず
自分はつまらないなどと考えている
君のその心だとは思わないか

しくみのりっぱな電球でも
スイッチを入れなければ光は放たない
人間のすばらしい目も
見ようという心のスイッチが入らないと
見ていても見えない
聞こうという心のスイッチが入らないと
耳も耳の働きをしない

頭もそうだ
しくみのせいじゃないんだ
スイッチのせいなんだ

スイッチを入れて鍛えてさえいけば
どんなむずかしいことだって覚えられるようになるし
どんなむずかしいことだって
考えられるようにもなるんだ
月の世界へ飛ぶ知恵だって
人間の頭が生み出したじゃないか

心のスイッチが
人間をダメにもし、すばらしくもしていくんだ
電灯のスイッチが
家の中を明るくもし暗くもするように

時々読み返す詩です。新学期のスタートに向けて、共に学び 共に育ちながら子どもたちの心に 子どもたち自身がスイッチを入れる 態度変容を起こす「学び舎」がノーベル学習館である と 言っていただけるよう 全職員一丸となって努めてまいります。ご理解ご協力宜しくお願い致します。

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