エントリー

英検リニューアル①「E-mailの返事」 (NOBEL NEWS 348号)

 2024年度から英検3級以上の各級で内容や試験時間が変わりました。また、2025年には新たな級が設置されるそうです。今号と次号では3級と準2級で新たに出題されている「E-mail」問題に触れてみます。

 2024年度第一回の3級では「やあ、Eメールありがとう。きみがきみの町の美術館に行ったと聞いたよ。きみにいくつか質問があるんだ。きみはその美術館で何枚の絵を見たの?そしてきみはそこにどれくらい(の時間)いたの? きみの友人、ジェームズ」というメールを受け取り、それについて①返信メールを英文で書く。②ジェームズからの2つの質問への答えを自由に考えて書く。③語数は15~25語。④解答は回答欄内に書く。⑤受け取ったメールの内容に対応していない場合は0点になることがあるのでメールをよく読む。⑥Bst wishes, の後に名前を書く必要はない。という指示が出されています。

 解答例としては…

I saw about thirty pictures there. (私はそこで約30枚の絵を見たよ。)  I stayed there for two hours. (私はそこに2時間の間いたよ。)  I really enjoyed the art museum. (私は本当にその美術館を楽しんだよ。)…となっています。

※問題・解答例は英検Webサイトより

 「質問1への解答」「質問2への解答」「相手のメール内容からの自分の考えや感想」の3文構成で、スペルミス・文法的誤り・内容のズレがなければ満点がもらえると考えられます。今回は3文とも動詞の過去形まで学習していれば書ける文章ですから、単語を知っていれば現段階の中学1年生でも書くことはできます。また、解答の際のポイントとしては「主語⇒動詞(過去形にするのを忘れない!)⇒目的語(~を)⇒場所を表す語⇒時間を表す語 の語順」「一度出た語は代名詞に変える( the art museum ⇒ there(そこで, そこに)」「enjoyed(楽しんだ), had a good time(良い時間を過ごした), learned a lot(多くを学んだ) などの感想を表す表現」などを習得していることが挙げられます。

 そこまで難易度の高い内容を求められていないので、学校からの自学の課題などで疑問詞を使って自問自答してみたり、1日の感想を1文英語で書いてみたりすると、いざ英検受験というときに役に立つと思います(口で言うだけでもOK)。最後に…

How many subujects did you have at school yesterday?  And tell me about them.

英語で答えてみてください。

↓NOBEL NEWS 348号 本誌はこちら 

 nobelnews348.pdf

ページ移動

ユーティリティ

新着画像